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【9/19 サステナブルスクール】港区立高陵中学校様:SDGs探究学習開催

9月19日(木)SDGs探究学習「一個の石けんから地球環境を考える」を開催しました。弊社は横浜SDGs探究学習ガイドに講座を登録しており、今回、こちらを閲覧された港区立高陵中学校のご担当者様からご連絡をいただきました。ご担当者様からは「令和6年度 第2学年 校外学習」としてSDGs未来都市(横浜市)の企業等が地球環境や住みやすいまちづくりの実現に向けて取り組んでいることを現地で体験し、調べ、探究したい、とのご要望をいただきました。
講座は「SDGs取り組みの講話」と「ワークショップ:オリジナル石けんつくり」を以下の内容にて実施しました。

<講座内容>
①SDGsと太陽油脂の取り組み
②石けんの基礎知識(作り方、はたらき、感染予防、性質)
③RSPO・エシカル消費・脱炭素について
・2024年 日本のSDGs達成度は?
④ワークショップ(こねこね石けん:オリジナル石けんづくり)

SDGsの講話では、2015年9月、国連持続可能な開発サミットで採択された「17のゴール」「169のターゲット」、キーワードの「誰も置き去りにしない」を含む概要の説明や、太陽油脂の取り組み事例をご紹介しました。

石けんの講話では基本的な石けん製造の原料や、使用する油脂による石けんの特徴をお話した後、弊社の製造現場の映像を視聴して頂きました。また、石けんの使用推進はSDGs#3(3.3および3.9)、#6(6.3および6.6)に貢献することをお伝えしました。

RSPO・エシカル消費・脱炭素の講義では、RSPO(パーム油)についての説明から、サステナブルラベルを消費行動の基準にすることで、エシカル消費につながり、SDGs12(つくる責任・つかう責任)に貢献する事を伝えました。脱炭素の説明では、温暖化の主要因であるCO₂の部門別排出量が日本全国では産業部門が1位で、家庭部門が4位であること、また家庭から排出されるCO₂の排出量は電力使用によるものが最大であり、一人ひとりの家庭での省エネ行動や物を大事に長く使うことがCO₂削減(地球温暖化対策:SDGs13)に貢献できる事を伝えました。

グループ毎に実施した石けんの働きや性質についての実験、こねこね石けん(オリジナル石けんつくり)など、どのグループも楽しそうに取り組まれており、生徒の皆さまの石けんへの理解や身近なSDGs貢献活動の学びに少しでも貢献できたのであれば幸いです。