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サステナビリティ

SUSTAINABILITY

トップメッセージ

新型コロナウイルス感染症に不自由な暮らしを強いられている皆さまにお見舞い申し上げますと共に、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また最前線でさまざまな困難に立ち向かっている皆さまに深く敬意を表し、感謝申し上げます。

「心豊かで健康的なくらしと社会・自然の持続可能な発展に貢献する」ことを使命として掲げている太陽油脂は、1919年の創業以来、環境と向き合うことを常に意識してきました。河川が家庭用洗剤の白い泡で汚染された1960年代には、自然由来成分にこだわった固形・液体石けんの製造を強化し、水質浄化の一助となるべく事業活動を推進しました。1990年代には世界の食用油糧原料に占めるパーム油の割合が急増したことで、産地のマレーシアやインドネシアでさまざまな環境問題が発生しました。そこで2011年にRSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)に加盟し、現在はJaSPON(持続可能なパーム油ネットワーク)の理事企業としても、産業界やNPO・NGO、関係省庁と協働して国内の持続可能なパーム油の普及促進へ尽力しています。

近年、社会を取り巻く状況は大きく変化し、2015年に国連で「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、2020年にはパリ協定が実施段階となり、企業の社会的責任がより求められる時代になりました。

私たちはサステナビリティに対する取り組みをさらに加速するため、2019年に全社の取り組みをSDGsのゴール・ターゲットと照らし合わせ、活動内容の評価と課題の抽出を行いました。そして、紙・パーム油・プラスチック・再生可能エネルギーに対する取り組みを、特に注力する課題としてピックアップし、全社一丸となり解決に取り組んでいきます。

私たちを取り巻くすべての課題に対して、ステークホルダーの皆さまとコミュニケーションを取りながら、CSR活動やSDGsへの取り組みを通して持続可能な未来の実現を目指していきます。

 

太陽油脂株式会社
代表取締役社長
中山 悟