【1/20 サステナブルスクール】さいたま市立与野南小学校にて出前石けん教室「一個の石けんから地球環境を考える」を開催
1月20日(月)さいたま市立与野南小学校(チャレンジスクール)様にて出前石けん教室「一個の石けんから地球環境を考える」を開催しました。
弊社ホームページをご覧になられたご担当者様から、「放課後チャレンジスクールにて是非、SDGs教育を含む出前石けん教室を実施して欲しい」とのご要望を頂いたことをきっかけに開催することとなりました。事前のお打ち合わせにてご要望いただいた、石けんの作り方(動画含む)、石けんの特性(実験)、SDGsの取り組み例、ワークショップ(オリジナル石けんづくり)を反映した以下の内容で実施しました。
<出前講座内容>
(1)石けんの基礎知識
・石けんって何だろう ・つくり方(製造工程映像)
・歴史、はたらき(実験) ・石けんの性質(実験) ・石けんで手洗い感染予防
(2)SDGsと太陽油脂の取組み
・パーム油をめぐる問題点:森林伐採による温暖化、児童労働、生物多様性等とエシカル消費の勧め(SDGs12)
・温暖化対策:部門別CO2排出量(日本、さいたま市の違い)、家庭から排出されるCO2の量、家庭で出来る脱炭素行動の勧め(SDGs13)
(3)ワークショップ(こねこね石けん:オリジナル石けんづくり)
石けんの講話では基本的な石けん製造の原料や使用する油脂による石けんの特徴をお話した後、弊社の製造現場の映像を視聴して頂きました。また、石けんの性質について、グループで実験を行いながらお伝えしました。
SDGsの講義では、温暖化の主要因であるCO₂の部門別排出量が、日本全国では産業部門が1位だが、さいたま市では家庭部門が2位であること、家庭から排出されるCO₂の排出量は電力使用に由来するものが最大であり、一人ひとりの家庭での省エネ行動や物を大事に長く使うことがCO₂削減(地球温暖化対策:SDGs13)に貢献できる事を伝えました。また、RSPO(パーム油)についての説明から、サステナブルラベルを消費行動の基準にすることで、エシカル消費につながり、SDGs12(つくる責任・つかう責任)に貢献する事を伝えました。
グループ毎に実施した石けんの働きや性質についての実験、オリジナル石けんつくりなど、どのグループも楽しそうに取り組まれておりました。
休憩時間では、児童の皆さまが油脂原料となる種子サンプル(ヤシ、パーム、ヒマワリ、オリーブ)を興味深く観察したり、触ったりしておりました。
児童の皆さまの石けんへの理解や身近なSDGs貢献の学びに少しでも貢献できたのであれば幸いです。