1. HOME
  2. トピックス
  3. エコスクール
  4. 【11/13 サステナブルスクール】相模原市立当麻田小学校にて(出前講座)かながわ環境教室開催

トピックス

TOPICS

エコスクール

【11/13 サステナブルスクール】相模原市立当麻田小学校にて(出前講座)かながわ環境教室開催

11月13日(水)相模原市立当麻田小学校にて(出前講座)かながわ環境教室MANABIYA「一個の石けんから地球環境を考える」と題した石けん教室を開催しました。
環境・エネルギー学校派遣事業~かながわ環境教室~※に登録されている授業一覧から、弊社の授業を選択いただき、実施となりました。
※小・中学校、高校等で実験を交えた体験型の授業を通じて環境・エネルギー等の理解を深め、「自ら考え、行動する人」を育成するための環境教室です。
環境・エネルギー学校派遣事業~かながわ環境教室~ – 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)

相模原市立当麻田小学校(4年生)ではSDGsのクラス活動を検討しているとのこと。
今回の講座では石けんの働きや特徴・作り方、太陽油脂のSDGs取り組み例や身近で出来るSDGs貢献活動を教えて欲しいとのご要望を頂いたため、以下の内容で実施しました。

(1)石けんの基礎知識
・石けんって何だろう ・原料と作り方(製造工程映像) ・歴史、はたらき(実験)、手洗いで感染予防 ・石けんの性質(実験)

(2)SDGsと太陽油脂の取組み
・パーム油をめぐる問題点:森林伐採⇒温暖化、児童労働、生物多様性等とエシカル消費の勧め(SDGs12:つくる責任・つかう責任)
・温暖化対策:部門別CO2排出量(日本と神奈川県、相模原市の違い)、家庭から排出されるCO2の量、家庭で出来る省エネルギー行動の勧め(地球温暖化対策:SDGs13)

(3)ワークショップ(こねこね石けん:オリジナル石けんつくり)

石けんの基礎知識では、石けん製造の原料や使用する油脂の違いによる石けんの特徴をお伝えした後、固形石けん、液体石けんの弊社製造現場映像を視聴して頂きました。グループワークでは、実験を行いながら石けんの性質・特徴、手洗いによる感染予防をお伝えしました。

SDGsの講義では、温暖化の主要因であるCO₂の部門別排出量が、日本全国では産業部門が1位だが、神奈川県並びに相模原市では家庭部門が2位であること、家庭から排出されるCO₂の排出量は電力使用によるものが最大であり、一人ひとりが家庭で省エネ行動や物を大事に長く使うことがCO₂削減(地球温暖化対策:SDGs13)に貢献できる事を伝えました。

また、RSPO(パーム油)についての取組説明から、サステナブルラベルを消費行動の基準にすることで、エシカル消費につながり、SDGs12(つくる責任・つかう責任)に貢献する事を伝えました。グループ毎に実施した石けんの働きや性質についての実験、こねこね石けんつくりなど、どのグループも楽しそうに取り組まれておりました。児童の皆さまの石けんへの理解をはじめ、身近で出来るSDGs貢献の学びに少しでも貢献できたのであれば幸いです。