【12/12 サステナブルスクール】横浜市立新田小学校にて出前石けん講座「一個の石けんから地球環境を考える」を開催
12月12日(木)横浜市立新田小学校様にて出前講座「一個の石けんから地球環境を考える」を開催しました。
今回の講座は担任の先生から「クラス(6年生)で作っている手づくり石けんが上手につくれないので、専門家の方から手づくり石けんのコツを教えて欲しい」とのご要望をいただいたことをきっかけに開催することとなりました。事前のお打ち合わせにてご要望いただいた、石けんづくりに使用するアルカリ剤の危険性、手づくり石けんに関わる法律のことを反映した以下の内容で実施しました。
<出前講座内容>
(1)石けんの基礎知識
・石けんって何だろう ・つくり方(製造工程映像)
・歴史、はたらき(実験) ・石けんの性質(実験)
・アルカリ剤の危険性 ・法律
(2)SDGsと太陽油脂の取組み
・パーム油をめぐる問題点とエシカル消費の勧め:森林伐採による温暖化、児童労働、生物多様性等
(3)ワークショップ(こねこね石けん:オリジナル石けんづくり)
石けんの講話では基本的な石けん製造の原料や使用する油脂による石けんの特徴をお話した後、弊社の製造現場の映像を視聴して頂きました。また、石けんの歴史として横浜市(磯子)で日本最初の石けんの製造販売が始まったことや、石けんづくりに使用するアルカリ剤の危険性、石けん製造に関わる法律についてお伝えしました。
SDGsの講義では、RSPO(パーム油)についての説明から、サステナブルラベルを消費行動の基準にすることで、エシカル消費につながり、SDGs12(つくる責任・つかう責任)に貢献する事を伝えました。
グループ毎に実施した石けんの働きや性質についての実験、こねこね石けん(オリジナル石けんつくり)など、どのグループも楽しそうに取り組まれており、児童の皆さまの石けんへの理解や身近なSDGs貢献の学びに少しでも貢献できたのであれば幸いです。