【3/27 サステナブルスクール開催 】横浜市永田地区センター様にて出前講座開催
3月27日(水)横浜市永田地区センターにてYES出前講座「一個の石けんから地球環境を考える」と題した石けん教室を開催しました。
今回の講座は春休みの子どもイベント企画として依頼を受けたことがきっかけで開催することとなりました。
小学2年生以下は保護者同伴となっていたこともあり、多くの保護者様にも参加して頂きました。
事前のお打合せにて、こねこね石けんつくりに使用する「型」を参加者様に選択して頂きたいとのご要望を頂きましたので「星型」「月型」「ハート型」の3種類と石けんチップをつぶし易い治具を準備し、以下の内容にて出前講座を実施しました。
(1)石けんの基礎知識
・石けんって何だろう ・作り方(製造工程映像)・歴史、はたらき(実験) ・石けんの性質(実験)
(2)SDGsと太陽油脂の取組み
・パーム油をめぐる問題点:森林伐採⇒温暖化、児童労働、生物多様性等とエシカル消費の勧め
・温暖化対策:部門別CO2排出量(日本、横浜の違い)、家庭から排出されるCO2の量、家庭で出来る省エネルギー行動の勧め
(3)ワークショップ(こねこね石けんつくり)
グループ毎に実施した石けんの働きや性質についての実験やこねこね石けんつくりなど、どのグループも楽しそうに取り組まれており、児童の皆さまの石けんへの理解を深めて頂くことに少しでも貢献できたのかなと感じました。
SDGsの講義では、温暖化の主要因であるCO₂の部門別排出量が、日本全国では産業部門が1位だが横浜では家庭部門が1位であること、家庭から排出されるCO₂の排出量は電力使用によるものが最大であり、一人ひとりの家庭での省エネ行動や物を大事に長く使うことがCO₂削減(地球温暖化対策:SDGs13)に貢献できる事を伝えました。また、RSPOについての説明から、サステナブルラベルを消費行動の基準にすることで、エシカル消費につながり、SDGs12に貢献できる事を伝えました。
講座終了後、ご担当者様から「大人の方からも出前講座受講やこねこね石けんつくりをしてみたい」との要望を頂いていますとのお話を頂き、大人向けの内容で出前「石けん教室」も可能です、とお話させて頂きました。次年度以降の企画としてのお申し込みをお待ちしております。