【3/31 サステナブルスクール】発達支援室kodomo鶴見西口様:石けん教室「一個の石けんから地球環境を考える」を開催
3月31日(月)石けん教室「一個の石けんから地球環境を考える」を開催しました。ご担当者様から、弊社相談窓口へ石けん教室のお問い合わせを頂いたことをきっかけに実施する運びになりました。
事前のお打ち合わせにて、ご要望いただいた工場見学並びに石けんの作り方(動画含む)、石けんの性質(実験)、ワークショップ(オリジナル石けんづくり)を反映した以下の内容で実施しました。
<講座内容>
①太陽油脂の紹介
②石けんの基礎知識
・石けんって何だろう ・原料、作り方(製造工程映像)
・歴史、はたらき(実験) ・手洗いで感染予防 ・石けんの性質(実験)
③石けん工場見学
④SDGsと太陽油脂の取組み
・パーム油をめぐる問題点:森林伐採⇒温暖化、児童労働、生物多様性等とエシカル消費の勧め
・温暖化対策:部門別CO2排出量(日本、横浜の違い)、家庭から排出されるCO2の量、家庭で出来る省エネルギー行動の勧め
⑤ワークショップ(こねこね石けん)
石けんの講話では基本的な石けん製造の原料や使用する油脂による石けんの特徴をお話した後、弊社の製造現場の映像を視聴して頂きました。また、石けんの歴史として横浜市(磯子)が日本で最初に石けんの製造販売を始めたことをお伝えしました。
SDGsの講義では、温暖化の主要因であるCO₂の部門別排出量が、日本全国では産業部門が1位だが、横浜では家庭部門が1位であること、家庭から排出されるCO₂の排出量は電力使用によるものが最大であり、一人ひとりの家庭での省エネ行動や物を大事に長く使うことがCO₂削減(地球温暖化対策:SDGs13)に貢献できる事を伝えました。また、RSPO(パーム油)についての説明から、サステナブルラベルを消費行動の基準にすることで、エシカル消費につながり、SDGs12(つくる責任・つかう責任)に貢献する事を伝えました。
グループ毎に実施した石けんの働きや性質についての実験、こねこね石けん(オリジナル石けん)つくりなど、どのグループも楽しそうに取り組まれておりました。
石けん工場見学では、製造設備や工程の説明を聞いている様子など、モノづくり(製造現場)への関心の高さを感じました。
参加された皆さまの石けんへの理解や身近なSDGs貢献活動の学びに少しでも貢献できたのであれば幸いです。