【5/14 サステナブルスクール】横浜市立立野小学校にてYES出前講座開催
5月14日(火)横浜市立立野小学校にてYES出前講座「一個の石けんから地球環境を考える」と題した石けん教室を開催しました。
今回の講座はクラスで進めているSGDs活動の参考になるよう、「出前石けん教室」と「SGDs取組み事例」を講話して欲しい、とのご要望を担任の先生からいただき、以下の内容で実施致しました。
(1)石けんの基礎知識
・石けんって何だろう ・作り方(製造工程映像)・歴史、はたらき(実験) ・石けんの性質(実験)
(2)SDGsと太陽油脂の取組み
・パーム油をめぐる問題点:森林伐採⇒温暖化、児童労働、生物多様性等とエシカル消費の勧め
・温暖化対策:部門別CO2排出量(日本、横浜の違い)、家庭から排出されるCO2の量、家庭で出来る省エネルギー行動の勧め
グループ毎に実施した石けんの働きや性質についての実験やこねこね石けんつくりでは、どのグループも楽しそうに取り組まれており、児童の皆さまの石けんへの理解を深めて頂くことに貢献できたのかなと感じました。
また、SDGsの講義では、温暖化の主要因であるCO₂の部門別排出量が、日本全国では産業部門が1位だが、横浜では家庭部門が1位であること、家庭から排出されるCO₂の排出量は電力使用によるものが最大であり、一人ひとりの家庭での省エネ行動や物を大事に長く使うことがCO₂削減(地球温暖化対策:SDGs13)に貢献できる事を伝えました。
最後に、RSPO(パーム油)の説明を通じ、サステナブルラベルを消費行動の基準にすることで、エシカル消費につながり、SDGs12(つくる責任・つかう責任)に貢献する事を伝えました。
立野小学校のみなさんは、これまでSDGsについて学び、活動をしていることもあり、弊社のSDGs取組み事例を紹介した資料を真剣な眼差しでみる様子は、生徒のみなさんの意識の高さを感じられる講座となりました。