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【8/24 サステナブルスクール】横浜市十日市場地区センターにて出前石けん講座「一個の石けんから地球環境を考える」を開催

8月24日(土)横浜市十日市場地区センター様にてYES出前講座「一個の石けんから地球環境を考える」を開催しました。

この講座は3月にYES出前講座を開催された永田地区センター様からご紹介いただいたことがきっかけで実現の運びとなりました。ご担当者様から「夏休みこどもDay」の企画として出前石けん講座を、とのご要望を頂きました。事前のお打ち合わせで講座の内容を考慮し、小学校1年生、2年生は要保護者同伴にて参加していただき、以下の内容で実施しました。

<出前講座内容>
(1)石けんの基礎知識
 ・石けんって何だろう
 ・石けんの作り方(製造工程映像)
 ・石けんの歴史、はたらき(実験)
 ・石けんの性質(実験)
(2)SDGsと太陽油脂の取組み
 ・パーム油をめぐる問題点:森林伐採による温暖化や児童労働、生物多様性といった問題点とエシカル消費の勧め
 ・温暖化対策:部門別CO2排出量(日本、横浜の違い)、家庭から排出されるCO2の量、家庭で出来る省エネルギー行動の勧め
(3)ワークショップ(こねこね石けん:オリジナル石けんづくり)

 石けんの講話では基本的な石けん製造の原料や使用する油脂による石けんの特徴をお話した後、弊社の製造現場の映像を視聴して頂きました。また、石けんの歴史として横浜市(磯子)が日本で最初に石けんの製造販売を始めたことをお伝えしました。

 SDGsの講義では、温暖化の主要因であるCO₂の部門別排出量が、日本全国では産業部門が1位だが、横浜では家庭部門が1位であること、家庭から排出されるCO₂の排出量は電力使用によるものが最大であり、一人ひとりの家庭での省エネ行動や物を大事に長く使うことがCO₂削減(地球温暖化対策:SDGs13)に貢献できる事を伝えました。また、RSPO(パーム油)についての説明から、サステナブルラベルを消費行動の基準にすることで、エシカル消費につながり、SDGs12(つくる責任・つかう責任)に貢献する事を伝えました。

 グループ毎に実施した石けんの働きや性質についての実験、こねこね石けんつくりなど、どのグループも楽しそうに取り組まれており、児童の皆さまの石けんへの理解や身近なSDGs貢献活動の学びに少しでも貢献できたのであれば幸いです。低学年の児童様が多い講座となりましたが、保護者様、スタッフの皆様のご協力をいただき、スムーズな進行ができました。ご協力ありがとうございました。