2023年11月21、22日の二日に渡り、横浜市南区の横浜市立別所小学校にて出前講座を実施しました。
小学校３年生3クラスのみなさんを対象に、「1個の石けんから地球環境を考える」をテーマとして、
石けん教室並びにSDGs、RSPO、地球温暖化の話を対面で行いました。　
冒頭ビデオ映像により、太陽油脂の会社を紹介しました。
講義では石けんの原料や製造方法、歴史、汚れを落とす仕組み、ウイルス感染予防について、石けんの性質を生かした乳化実験を通して、人にやさしく地球にやさしい石けんの特長を学びました。太陽油脂が取り組む8つのSDGｓ重点項目事例の紹介では、
①RSPO認証油（パーム油）の採用を通じたSDGｓ貢献（世界で一番生産、消費されているパーム油の生産量拡大に伴い発生した森林破壊、生物多様性の棄損、CO₂≒温暖化効果ガスの発生、健康被害や児童労働などの問題への対応）
②温暖化効果ガス（CO2）削減の取り組み・地球温暖化の起こる仕組みや原因
を中心に説明し、①②ともに、一人ひとりのできることとして、エシカル消費と家庭での節電・省エネについて行動提起しました。
最後に皆で楽しくこねこね石けん作りのワークショップを行い終了しました。
今回の出前講座は、一昨年鶴見区の末吉小学校で行った講座を体験された担任の先生が、別所小学校に異動された後に、「本校でも出前講座を！」とのリクエストに応えての実施でした。また、校長先生は今春まで神奈川区の子安小学校にいらっしゃった方であり、石けん教室を体験された先生が異動先からリクエストして頂ける事例が増えてきています。
このサイクルが横浜の学校に更に広がっていくことを期待しています。