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【6/3 サステナブルスクール】川崎市立田島小学校様にて(出前講座) かながわ環境教室を開催

6月3日(火)川崎市立田島小学校にて(出前講座)かながわ環境教室「一個の石けんから地球環境を考える」と題した石けん教室を開催しました。
環境・エネルギー学校派遣事業~かながわ環境教室~※に登録されている授業一覧から、弊社の授業を選択いただき、実施となりました。
小・中学校、高校等で実験を交えた体験型の授業を通じて環境・エネルギー等の理解を深め、「自ら考え、行動する人」を育成するための環境教室です。

※環境・エネルギー学校派遣事業~かながわ環境教室~ – 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)

総合学習の時間で環境について調べている際、かながわ環境教室に登録している弊社出前講座をご覧になったご担当者様が「楽しく学習ができるのでは」と思い、お申込みされたとのことでした。事前のお打ち合わせにて、ご要望いただいた石けんの作り方(動画含む)、石けんの性質(実験)、ワークショップ(オリジナル石けんづくり)を反映した、以下の内容で実施しました。

<講座内容>
(1)石けんの基礎知識
・石けんって何だろう
・原料、作り方(製造工程映像)
・歴史、はたらき(実験)
・手洗いで感染予防
・石けんの性質(実験)

(2)SDGsと太陽油脂の取組み
・パーム油をめぐる問題点:森林伐採⇒温暖化、児童労働、生物多様性等とエシカル消費の勧め
・温暖化対策:部門別CO2排出量(日本、神奈川県、川崎市の違い)、家庭から排出されるCO2の量、家庭で出来る省エネルギー行動の勧め

(3)ワークショップ(こねこね石けん:オリジナル石けんづくり)

石けんの講話では、基本的な石けん製造の原料や使用する油脂による石けんの特徴をお話した後、弊社の製造現場の映像を視聴して頂きました。また、石けんの歴史として、横浜市(磯子)が日本で最初に石けんの製造販売が始まった地であることをお伝えしました。
SDGsの講義では、温暖化の主要因であるCO₂の部門別排出量の日本と神奈川県、川崎市の違いを説明しました。家庭から排出されるCO₂の排出量は電力使用によるものが最大であり、一人ひとりの家庭での省エネ行動や物を大事に長く使うことがCO₂削減(地球温暖化対策:SDGs13)に貢献できる事を伝えました。また、RSPO(パーム油)についての説明から、サステナブルラベルを消費行動の基準にすることで、エシカル消費につながり、SDGs12(つくる責任・つかう責任)に貢献する事を伝えました。

グループ毎に実施した石けんの働きや性質についての実験、こねこね石けん(オリジナル石けん)つくりなど、どのグループも楽しそうに取り組まれておりました。

児童の皆さまの石けんへの理解や身近なSDGs貢献活動の学びに少しでも貢献できたのであれば幸いです。