【6/5 サステナブルスクール開催】愛知県豊橋市立南陵中学校様
2024年6月5日、愛知県豊橋市立南陵中学校3年生の皆さんが、横浜に修学旅行で来られ、SDGs研修として太陽油脂の「一個の石けんから地球環境を考える」石けん教室を受講されました。
※弊社の石けん教室は、横浜市観光協会のサイト(旧コンベンション・ビューロー)にて、横浜でSDGsの取組が研修できる会社として紹介されています。
南陵中学校の皆さんは、既にSDGsについては学校で勉強しており、様々な取り組みを行ってきたとのこと。SDGs入門編の話よりも、実践につながるヒントを学習する機会として生かして頂けたらと思い、以下の内容で開催致しました。
当日のメニュー
- SDGsと太陽油脂の取組
・重点テーマ 8項目の説明
・事例紹介
「省エネ、再エネの利用、バイプロボイラー稼働によるCO2削減」
「ESDの取り組みとして、MANABIYA(石けん教室含)サステナブルスクール」
「GOAL17の取り組みとして、製品共同開発、黒船石けん」他
・Y-SDGs認証取得と今後の課題
- 重点テーマの深掘り
・SDGsに貢献する石けん製品について ⇒ 人と環境にやさしいとは
・基礎知識(作り方等)、はたらき(汚れを落とす、感染予防)、性質(酸との反応、濃度による活性能力の違い、カルシウム石けん等)
・RSPOについての説明、パーム油をめぐる問題点の確認、RSPO認証の意義、エシカル消費の勧め
・脱炭素取り組みの緊急性
「地球温暖化の時代は終った 地球沸騰化の時代が到来した」(国連事務総長)
・身近で出来るCO2削減の取組紹介(緩和と適応)
- 2023年SDGsの達成度
・日本のSDGs達成度ランキング確認
【深刻な課題がある】との指摘を受けた目標の内容検討
特に目標5の「ジェンダー平等を実現しよう」について、ジェンダーギャップ指数が125位/146ヶ国である理由
- 手作り石けんワークショップ
出発時間の関係で、「生物多様性枠組み」の説明が十分できなかったのが残念でした。
愛知県の中学生なので、SDGsのターゲットに盛り込まれている「愛知目標」を知り、その後継である「昆明・モントリオール枠組み」に関心を持って頂ければと思います。
最後に、身近で出来るSDGsの取り組みとして、エシカル消費や省エネ活動、ジェンダーバイアスを考えてみる事などを行動提起し終了しました。
講義終了後のワークショップも慌ただしくなりましたが、皆さん素早く、きれいに完成させていました。
添乗されていた先生から、「本日の研修内容を次の取り組みの参考にしよう」との挨拶から始まった事も有り、生徒の皆さんがノートに細かくメモを書き込む様子が見られました。
昨年実施のプレゼンテーションよりSDGsの内容を全面的に扱っている為、盛りだくさんで説明が行き届かなかった面もありましたが、修学旅行から帰った後、皆さんの新たな取り組みのヒントになればと期待しています。