1. HOME
  2. トピックス
  3. エコスクール
  4. 【7/2、7/3 サステナブルスクール】横浜市立西寺尾小学校にて、かながわ環境教室出前講座開催

トピックス

TOPICS

エコスクール

【7/2、7/3 サステナブルスクール】横浜市立西寺尾小学校にて、かながわ環境教室出前講座開催

7月2日(火)および7月3日(水)、横浜市立西寺尾小学校にて、かながわ環境教室出前講座MANABIYA「一個の石けんから地球環境を考える」と題した石けん教室を開催しました。環境・エネルギー学校派遣事業~かながわ環境教室~※に登録されている授業一覧から、弊社の授業を選択いただき、実施となりました。 
※ 小・中学校、高校等で実験を交えた体験型の授業を通じて環境・エネルギー等の理解を深め、「自ら考え、行動する人」を育成するための環境教室です。
環境・エネルギー学校派遣事業~かながわ環境教室~ – 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)

西寺尾小学校ではSDGsのクラス活動として学校給食の廃油を使った石けん作りを検討しており、今回の講座は石けんの作り方を教えて欲しいとのご要望を頂いたため、以下の内容で実施しました。

(1)石けんの基礎知識
・石けんって何だろう ・作り方(製造工程映像) ・石けんと法律  ・歴史、はたらき(実験) ・石けんの性質(実験)

(2)SDGsと太陽油脂の取組み
・パーム油をめぐる問題点:森林伐採⇒温暖化、児童労働、生物多様性等とエシカル消費の勧め
・温暖化対策:部門別CO2排出量(日本と横浜市の違い)、家庭から排出されるCO2の量、家庭で出来る省エネルギー行動の勧め

(3)ワークショップ(こねこね石けん)

石けんの基礎知識では、石けんの原料や使用する油脂による石けんの特徴の違い、といった基本的なことをお伝えした後、固形石けん、液体石けんの弊社石けん製造現場映像を視聴して頂きました。
併せて、手づくり石けんを販売する場合に適用される法律についても伝えました。(薬機法、家庭用品表示法)
SDGsの講義では、温暖化の主要因であるCO₂の部門別排出量が、日本全国では産業部門が1位だが、横浜では家庭部門が1位であることや、家庭から排出されるCO₂の排出量は電力使用によるものが最大であり、一人ひとりの家庭での省エネ行動や物を大事に長く使うことがCO₂削減(地球温暖化対策:SDGs13)に貢献できる事を伝えました。
また、RSPO(パーム油)についての説明から、サステナブルラベルを消費行動の基準にすることで、エシカル消費につながり、SDGs12(つくる責任・つかう責任)に貢献する事を伝えました。

グループ毎に実施した石けんの働きや性質についての実験、こねこね石けんつくりなど、どのグループも楽しそうに取り組まれており、児童の皆さまの石けんへの理解を深めて頂くことに貢献できたのかなと感じました。今後の皆さまの学びに少しでも貢献できたのであれば幸いです。