【7/25 サステナブルスクール】横浜市白幡地区センターにてYES出前講座開催
7月25日(木)横浜市白幡地区センターにてYES出前講座「一個の石けんから地球環境を考える」と題した石けん教室を開催しました。
今回の講座は3月に石けん教室を開催させて頂いた永田地区センター様よりご紹介を受け、白幡地区センターの担当者様から夏休みの企画として相談を頂いたことをきっかけに実施することとなりました。事前の連絡で定員の30名を超えるお申し込みがあり、キャンセル待ちの方がいらっしゃったとお聞きし、多くの方からご興味をいただいたことにとても嬉しく感謝しております。
<出前講座内容>
(1)石けんの基礎知識
・石けんって何だろう
・石けんの作り方(製造工程映像)
・石けんの歴史、はたらき(実験)
・石けんの性質(実験)
(2)SDGsと太陽油脂の取組み
・パーム油をめぐる問題点:森林伐採による温暖化や児童労働、生物多様性等とエシカル消費の勧め
・温暖化対策:部門別CO2排出量(日本、横浜の違い)、家庭から排出されるCO2の量、家庭で出来る省エネルギー行動の勧め
(3)ワークショップ(こねこね石けん)
石けんの講話では基本的な石けん製造の原料や使用する油脂による石けんの特徴をお話した後、弊社の製造現場の映像を視聴して頂きました。
また、手づくり石けんを販売する場合に必要な許可書や適用される法律についても伝えました。
SDGsの講義では、温暖化の主要因であるCO₂の部門別排出量が、日本全国では産業部門が1位だが、横浜では家庭部門が1位であること、家庭から排出されるCO₂の排出量は電力使用によるものが最大であり、一人ひとりの家庭での省エネ行動や物を大事に長く使うことがCO₂削減(地球温暖化対策:SDGs13)に貢献できる事を伝えました。
また、RSPO(パーム油)についての説明から、サステナブルラベルを消費行動の基準にすることで、エシカル消費につながり、SDGs12(つくる責任・つかう責任)に貢献する事を伝えました。
グループ毎に実施した石けんの働きや性質についての実験、こねこね石けんつくりなど、どのグループも楽しそうに取り組まれており、児童の皆さまの石けんへの理解を深めて頂くことに貢献できたのかなと感じました。
今回の石けん教室は低学年の児童様が多く参加されることをお聞きしていましたので予定通りの進行が出来るか不安でしたが、保護者様の方をはじめスタッフ様のご協力もありスムーズな進行をすることが出来ました。ご協力ありがとうございました。