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【8/6、8 サステナブルスクール】子どもアドベンチャーカレッジ2024「一個の石けんから地球環境を考える」を開催

 8月6日(火)、8月8日(木)子どもアドベンチャーカレッジ2024「一個の石けんから地球環境を考える」を開催しました。

弊社 子どもアドベンチャーカレッジ2024参加者募集に多くのご応募を頂き、誠にありがとうございました。
※子どもアドベンチャーカレッジは市内在住・在学の小学生を対象に、「主体的・対話的で深い学びのきっかけづくり」と「社会参加のきっかけづくり」の場と機会を提供するため、夏休み期間を活用し、民間企業や団体、大学、公的機関などの協力を得て、多様な体験学習プログラムを実施する横浜市教育委員会の取組みです。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kyodo-manabi/shogaigakushu/taiken/kodomoadventure2024.html

両日とも暑い日ではありましたが、皆さまのご協力を頂きながら以下の内容にて実施しました。

<講座内容>
①太陽油脂の紹介
②石けんの基礎知識
 ・石けんって何だろう
 ・石けんの作り方(製造工程映像)
 ・石けんの歴史、はたらき(実験)
 ・石けんの性質(実験)
③石けん工場見学
④SDGsと太陽油脂の取組み
 ・パーム油をめぐる問題点:森林伐採による温暖化や児童労働、生物多様性といった問題とエシカル消費の勧め
 ・温暖化対策:部門別CO2排出量(日本、横浜の違い)、家庭から排出されるCO2の量、家庭で出来る省エネルギー行動の勧め
⑤ワークショップ(こねこね石けん)
⑥振り返り(本日の感想を発表)

 石けんの講話では基本的な石けん製造の原料や使用する油脂による石けんの特徴をお話した後、弊社の製造現場の映像を視聴して頂きました。また、石けんの歴史として横浜市(磯子)が日本で最初に石けんの製造販売を始めたことをお伝えしました。

 SDGsの講義では、温暖化の主要因であるCO₂の部門別排出量が、日本全国では産業部門が1位だが、横浜では家庭部門が1位であること、家庭から排出されるCO₂の排出量は電力使用によるものが最大であり、一人ひとりの家庭での省エネ行動や物を大事に長く使うことがCO₂削減(地球温暖化対策:SDGs13)に貢献できる事を伝えました。また、RSPO(パーム油)についての説明から、サステナブルラベルを消費行動の基準にすることで、エシカル消費につながり、SDGs12(つくる責任・つかう責任)に貢献する事を伝えました。

 グループ毎に実施した石けんの働きや性質についての実験、こねこね石けん(オリジナル石けん)つくりなど、どのグループも楽しそうに取り組まれておりました。
また、保護者の皆さまと一緒に参加して頂いた石けん工場見学においても、設備や工程の説明を聞いている様子など石けんや環境への関心の高さを感じました。
参加された皆さまの石けんへの理解や身近なSDGs貢献活動の学びに少しでも貢献できたのであれば幸いです。