【1/27サステナブルスクール 】横浜市立子安小学校にてYES出前講座 「一個の石けんから地球環境を考える」石けん教室を開催
1月27日横浜市立子安小学校にてYES出前講座「一個の石けんから地球環境を考える」石けん教室を開催しました。
コロナ禍において、手作り石けんで感染予防を呼びかけ地域貢献したいとの思いから取り組みを開始したそうです。
今回、手作り石けんを実際に作ってみての疑問点や、石けんを通じたSDGsの視点を学びたい、との要望に沿って講義を行いました。
基礎知識として、石けんの作り方、石けんに関わる法律から見た手作り石けんの制約、石けん作りに使用するアルカリの危険性等知ってもらい、更に、石けんの性質から、感染予防や人にやさしい、地球にやさしいことを伝えました.
SDGsの取組では、石けんの原料に使うパーム油の現地での問題点として、森林伐採や森林火災によるCO2の大量放出が温暖化に悪影響を与えている点や、人権問題である児童労働などの問題を知ってもらい、解決策としてのRSPOを伝えました。
そして、RSPOに取り組む企業が日本国内でも増加していることを伝え、最後に、エシカル消費として、SDGs12に貢献することをお勧めして講義を終えました。
法律上、許可の無い石けんの製造販売は禁止されているので、手作り石けんを地域の方々に配布することは出来ませんが、石けんが感染予防に有効な事、手洗いの効果的なやり方を皆さんに教えてあげることで、地域に貢献できますよ、とお伝えしました。
終了後、先週講義を行った別のクラスの子供たちが新たな質問を持って来るなど、取り組みに対する熱意を感じました。
今後も工場見学など要望があればお気軽にご連絡くださいと伝え、学校を後にしました。