【2/9 サステナブルスクール開催】NPO法人フラットハートにてYES出前講座開催
2月9日(金)NPO法人フラットハートにてYES出前講座「一個の石けんから地球環境を考える」と題した石けん教室を開催しました。
NPO法人フラットハート様は弊社の石けん教室で使用している石けんキットの作製を業務委託させて頂いております。
今回の出前講座は、普段作製している石けんキットがどの様に使用されているか、また貢献しているかを知ることで、
作業者様のモチベーションが向上する、との代表者様の思いから実施の運びとなり、以下の内容にて実施致しました。
(1)石けんの基礎知識
・石けんって何だろう
・石けんの作り方(製造工程映像)
・石けんの歴史、はたらき(実験)、性質(実験)
(2)SDGsと太陽油脂の取組み
・パーム油をめぐる問題点:森林伐採⇒温暖化、児童労働、生物多様性等とエシカル消費の勧め
・温暖化対策:部門別CO2排出量(日本、横浜の違い)、家庭から排出されるCO2の量、家庭で出来る省エネルギー行動の勧め
(3)ワークショップ(こねこね石けん)
ビデオ映像を活用しながら、太陽油脂は何を作っている会社なのか?石けんキットに使用している固形石けんがどの様に製造されているのか?など、
ご説明させて頂いたことで施設利用の皆さまには弊社をより身近に感じて頂けたのではないかと感じました。
また、SDGsの講義では、温暖化の主要因であるCO₂の部門別排出量が、日本全国では産業部門が1位だが、横浜では家庭部門が1位であること、
家庭から排出されるCO₂の排出量は電力使用によるものが最大であり、一人ひとりの家庭での省エネ行動や物を大事に長く使うことがCO₂削減(地球温暖化対策:SDGs13)に貢献できる事を伝えました。さらに、RSPOについての説明から、サステナブルラベルを消費行動の基準にすることで、エシカル消費につながり、SDGs12に貢献する事を伝えました。
こねこね石けんのワークショップやグループ毎に実施した石けんの働きや性質についての実験では、どのグループも楽しそうに取り組まれており、
施設利用の皆さまの石けんへの理解を深めて頂くことに少しでも貢献できたのかなと感じました。
講座終了後、代表者様との懇談で今後も定期的に石けん教室を開催し相互理解を深めていきたい、とのお言葉を頂きました。